空間の雰囲気を作るインテリアである2段ベッド

2段ベッドに初めて寝たのは確か小学5年生の頃だったかと思う。青少年の夏のキャンプか何かの集いに参加したときに、2段ベッドが3、4台ほど設置された男子用の部屋で寝泊まりしたのを覚えている。

自分よりも年上のお兄さんたちがすでに上の段をキープしていて、別にこだわりのなかった当時の私は下の段を使った。上の段は何となく偉そうな感じが伝わってきて、しかも年上のお兄さんたちだったので、とても大人びて見えた。話している内容も、小学生と中学生ではまるで違って、言葉遣いやテーマもまだ自分が知らない世界を恐る恐るしかしどこかでわくわくさせられるように感じるものだった。

それから時を経るにつれて、例えば若い頃旅をして回った時に利用したユースホステルでは例外を除いて2段ベッドで眠ることが多かったし、それ以外でも合宿所のような施設ではやはり2段ベッドの場合が多かった。なので、2段ベッドを想像すると、すぐにそこで会った人や仲間たちとあれこれ楽しく話に盛り上がった雰囲気が思い出される。こう考えてみると、2段ベッドはただの寝具というよりは、空間の雰囲気作りに欠かせないインテリアのように思えてくる。

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