二段ベッドと弟の思い出

昔の話になりますが、二段ベッドが欲しくてしょうがなかった時期がありました。

友達が二段ベッドを持っていて、兄弟で使っているのを見てから、二段ベッドで寝るのは私の夢になりました。

親に買ってくれるように、再三頼みましたが、置く場所がない、と断られ続けていました。

ある時、親戚から、子供が使っていた二段ベッドを、処分したいけど、いらないか、と母に電話がありました。

母は、私が二段ベッドを欲しがっていた事を思い出して、そのベッドをもらってくれました。

学校から帰ってきて、部屋に大きな二段ベッドが置かれているのを見た時の私の喜びと興奮は、とても口では言い表せません。

弟と使う事になりましたが、弟は、自分が上の段を使うと言って聞きません。本当は私も上の段が良かったのですが、母の「お姉ちゃんでしょ」の一言で、私は下の段と決まってしまいました。

初めてベッドで寝た夜中、すごい振動で目が覚めました。起き上がると、弟が私の足元に座って、キョトンとしています。

聞いてみると、どうやら寝相が悪く、柵を乗り越えて落ちたらしいのですが、何故か私の所に落ちたらしいのです。翌日から、弟が下に寝る事になりました。

結構長い事使っていましたが、弟の中学入学を期に、処分しました。

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