ホテルにあった2段ベッド

中学時代の修学旅行での出来事です。私たちの中学校は、毎年関西方面に修学旅行に行っていました。その為、私達も関西方面に修学旅行に行くことになったのですが、1日目の夜は、三重県の鈴鹿サーキットホテルに泊まることになりました。夕方から敷地内の遊園地で遊び、その後、大きな部屋で全員で食事を摂りました。

当時は、私のいた中学校は1学年450名位の生徒数がいたので、かなり広い場所で食事をしたのですが、その後は、事前に班分けをした通りにホテル内の各部屋に移動して、部屋で過ごしました。建物は平屋建てで、洗面所は外にありました。部屋の中に入ると私達はビックリしました。8人部屋でしたが、部屋は狭く2段ベッドが壁の3方向に並べてあったので、みんなが「何だ、これは。」と言っていました。往復の新幹線代や道中での食事、施設への入場料、移動に使う観光バスの料金などを全て合計して一人当たり35300円、しかも消費税導入前の時代にこの金額で行くことになっていたので、「35300円で行くのだから、こんなものかな。」とみんなで妙に納得していました。私は2段ベッドの上段に寝ることになったのですが、ベッドごとにカーテンで仕切ることは出来たので良かったです。何かしら寝台列車に乗った様な気分でした。横になって天井を見上げると天井までの高さが凄く近いような感覚でした。私は2段ベッドで寝るのが初めてなので嬉しく感じました。もし下段であれば、上段が圧迫する感じで重苦しい気分になったかも知れません。落ち着いた後に、私は隣のベッドの上段の人とカーテンを繋ぎ合わせて、二人用個室風にしました。L字型ですが二人用の個室風の感覚は広くなった様で、幾らか開放感がありました。私達は夜中まで楽しみましたが、私は他の人が全員寝静まった後もずっと眠れなかったので、外の音を聞いていました。明け方近くになってやっと寝たのですが、睡眠時間が短かった割にはスッキリと目が覚めました。この初めての2段ベッドの思い出は一生忘れられないものになると思います。

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